メディア掲載一覧

・中日新聞 平成22年3月29日 シークヮーサー由来ノビレチンの糖尿病改善仕組みを、モデル動物で解明(起業前の社長禹修正の研究成果)

シークヮーサー果皮から精製したノビレチン単一物質が、遺伝子改変肥満・糖尿病モデル動物において、次の3つの組織に作用してインスリン抵抗性糖尿病を改善することを見出した。。。まず、脂肪組織において、血中にアディポネクチンを上昇するとともに、インスリン抵抗性をもたらす因子を抑制して血中グルコース濃度を低下させる。また、肝臓において糖新生関連酵素を阻害して血中グルコースを低下させる。さらに、、筋肉において糖輸送体の作用を介して糖取り込みを促進して血中グルコースを低下させる。今回の研究で、ノビレチンの糖尿病改善の仕組みを、初めて明らかになった。

 

中日新聞 平成23年2月28日シークヮーサーエキスに抗肥満効果を動物で証明(起業前の社長禹の研究成果)

シークヮーサー果皮から、ポリメトキシフラボノイドであるノビレチンとタンゲレチン含む抽出物が、高脂肪食摂取の肥満マウスにおいて、体重及び内臓脂肪重量の増加を抑制することを見出した。このノビレチンとタンゲレチン高純度抽出物は、血漿中のレプチン(食欲を抑えるはたらきのある遺伝子)濃度も低下させるとともに、脂脂肪胞における脂肪酸の合成及び肥大化を阻害した。これらのことから抽出物は、抗肥満素材としての応用が期待される。

 

琉球新報 平成26年1月7日 シークヮーサー由来ノビレチンに美白効果の証明

メラノサイトとケラチノサイトの共培養系である3 次元ヒト皮膚モデルにおけるメラニン合成に対するノビレチンの効果を検討した結果、ノビレチンは、SCF (Stem Cell Factor)と ET (エンドセリン)刺激によるメラニン蓄積の増加を抑制することを見出した。

SCF と ETは、紫外線によってケラチノサイトから分泌され、メラノサイトに作用してメラニン合成を促進するが、ノビレチンは、SCF と ET の働きを抑制し,美白作用を示

すことが明らかになった。ノビレチンは,チロシナーゼを直接阻害することなく,過剰なチロシナーゼ活性を抑えることから、白斑という副作用が出にくい新しいタイプの美白剤となることが期待される。

 

琉球新報 平成27年5月22日 シークヮーサー由来ノビレチンの癌成長と転移抑制効果を動物で証明

シークヮーサー皮由来のノビレチンが、移植皮膚癌細胞の成長を抑制するとともに、その癌のリンパ転移を著しく抑制することを見出した。高脂肪食餌を与えるマウスにおいて移植皮膚癌は成長しリンパへの転移も促進されるが、高脂肪食にノビレチンを混ぜた餌を与えたマウスでは、高脂肪食のみに比べて癌の組織の成長とリンパへの転移が約70%程抑えられた。これまでノビレチンに抗肥満効果と癌細胞の増殖を抑える効果があることが報告されているが、肥満状況下における癌の成長をと転移を抑制することは、初めての報告である。

 

琉球新報 平成27年9月15日 ノビレチンの排尿障害改善効果が動物試験で証明

シークヮーサーから抽出されたノビレチン又は、ノビレチン高純度粉末は、酢酸誘導排尿障害モデル動物で、膀胱内圧の上昇、排尿回数の減少、排尿間隔の延長効果があるごとを見出した。過活動膀胱や前立腺肥大、中枢神経障害、薬の副作用による排尿障害を改善する可能性を示唆する発見である。

 

琉球新報 平成28年3月6日 シークヮーサーを含む柑橘類ノビレチン高純度製法のライセンス契約(太陽化学)

 

沖縄タイムズ 平成28年3月6日 シークヮーサーを含む柑橘類ノビレチン高純度製法のライセンス契約(太陽化学)

バイオベンチャー企業の(株)沖縄リサーチセンター(ORC、禹 済泰社長)は、琉球大学との共同研究で、シークヮーサー果皮からノビレチン高純度粉末の製造法を開発した。今後大量生産に乗り出すととも、健康食品原料メーカーである太陽化学とその特許製法使用のライセンス契約を締結した。

 

沖縄朝日TV 平成29年5月20日 ノビレチンの排尿障害改善効果がヒト試験で証明http://www.qab.co.jp/news/2017052090696.html

シークヮーサーの皮に含まれる成分が頻尿や尿漏れなど、排尿障害の改善に効果があることが大学の研究などで明らかになった。2017年5月19日に会見したのは沖縄県の補助金を活用し、シークヮーサーを使った新たな健康機能性食品の開発を手掛けるバイオベンチャー企業(沖縄リサーチセンター)である。共同研究する琉球大学の照屋俊明准教授によると、シークヮーサーの皮に含まれる成分ノビレチンは、人による試験の結果、排尿障害の改善に効果がみられたという。販売を手掛ける沖縄リサーチセンターでは今後、モニター試験などを重ね「機能性表示食品」として新たなサプリメントや化粧品などの販売につなげ、県産シークヮーサーの付加価値を高めていきたいとしている。

 

琉球新報(平成29. 5.20)、沖縄タイムズ(平成29.5.20

 

日本経済新聞 平成29年5月24日 ノビレチンの排尿障害改善効果がヒト試験で証明

 

週刊文春 平成29年7月6日 ノビレチンの排尿障害改善効果がヒト試験で証明

2017年5月20日に開かれた第71回日本栄養・食糧学会の沖縄発機能性食品素材のポテンシャルというシンポジウムで、バイオ企業沖縄リサーチセンターは、シークヮーサー果皮から抽出したノビレチンに排尿障害を改善する効果があることを確認したと発表した。ノビレチン高純度粉末を摂取した人は、夜間排尿数や残尿感などを改善することが明らかとな田。同社は、ノビレチン高純度粉末の製造法は、2015年特許を取得した。この方法で製造されるノビレチン高純度粉末は、既存の原料のより3分の1の価額で提供できるという。

 

・テレビ東京(主治医が見つかる診療所) 平成29年12月7日 約30分間シークヮーサーのノビレチンの排尿機能改善効果について放送

沖縄特産果物であるシークヮーサー由来のノビレチンを摂取するとおしっこトラブルを改善できるという研究成果が紹介された。ヒト試験において、ノビレチン高純度粉末を6週間摂取するグループは、そうではないグループに比べて夜間頻尿や過活動膀胱、前立腺肥大の症状が改善されたとのことである。ヒト試験をデザインされた泌尿器専門の菅谷医師は、ノビレチンは、神経細胞と膀胱筋肉に作用して頻尿を改善するという。その他ノビレチンが関節の軟骨の分解を抑制する作用や脳機能を活性化する機能なとも紹介さっれた。

 

産経新聞(SankeiBiz) 平成30年2月6日 ノビレチンの認知症予防と排尿改善効果

2018年1月30日早稲田大学で開かれたノビレチン研究会のプレスリリースで、100年時代を生き抜くための新成分として、シークヮーサーの果皮に含まれるノビレチンの最近研究成果について紹介された。ノビレチン高純度粉末(ノビレックス)摂取によって、頻尿や尿失禁、尿意切迫感などの排尿トラブルを改善する作用について紹介された。また、国立長寿医療研究センターの遠藤医師は、ノビレチンが神経細胞を活性化するなどをして認知機能の改善につながる研究成果を解説された(写真は、発表する禹教授の様子)。